2022年10月7日 記事公開
2023年10月4日 記事更新
10月に入ると街中がおばけやかぼちゃなどで装飾され、ポップでにぎやかなムードに一変。 子どもから大人まで誰でも気軽に楽しめる秋の一大イベント「ハロウィン」のシーズンがやって来ます。
近年では日本でも盛り上がりを見せているハロウィン。 大規模なパーティーや仮装イベントなどの他にも、ちょっとした工夫でハロウィンを満喫する方法はたくさんあるはず。 今年はいつもと少し違った過ごし方をしてワクワクドキドキなハロウィンを思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。
ここではハロウィンの由来や楽しみ方のコツ、サプライズギフトにおすすめの商品などをご紹介。 10月31日のハロウィン当日に向けてハロウィンモードを高めましょう!
〇ハロウィンってどんな日?
ハロウィンといえば大きなかぼちゃをくり抜いて顔を作ったり、さまざまな格好に身を包んで楽しんでいる姿を思い浮かべる方が多いはず。では、そもそもハロウィンとはいったいどんな日なのでしょうか。気になるハロウィンの起源や由来、日本に定着するまでの経緯をご説明いたします!
【ハロウィンの起源「サウィン祭」】
ハロウィン(ハロウィーンとも言います)はもともとヨーロッパ(古代アイルランド)のケルト人が行っていた祭礼「サウィン(Samhain)」が起源となっています。
ケルトの暦では一年の始まりを11月1日としているため、その前日である10月31日が一年の終わりの日にあたります。サウィンは夏の終わりと冬の到来を意味しており、日本でいう大晦日の日に秋の収穫を祝う祭りとして行われていました。
また、この日は霊がこの世とあの世を行き来する日ともされており、日本のお盆と同じように人々は御供えをして先祖の霊をもてなしました。ただ、悪霊も同時にやってくるため、人々は魔除けとして恐ろしそうな衣装を着て仮装をしたり、焚き火をしたりしたようです。
ハロウィンにはこのような背景があったのですね。
【ハロウィンの由来】
それではどうして「ハロウィン」と呼ぶようになったのでしょうか。
こちらにはケルト族の文化が後にキリスト教の文化と結びついたことが関係しています。
もともとカトリックでは11月1日が万聖節(諸聖人の祝日)と定められていました。諸聖人の日の旧称「All Hallows」に前夜という意味の「eve」が加わって短縮され、現在の「Halloween」という名前になったのです。
【ハロウィンの本場アメリカ】
ハロウィンといえばアメリカのイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
現地では子どもが仮装姿で近所の家を訪問してお菓子をもらったり、家族でホラー映画を観たりしてハロウィンを楽しんでいます。
しかしそんなアメリカにハロウィンが渡ったのは1840年代のことでした。
キリスト教の文化を受け継いだ人々がアメリカに渡った際に伝わったのです。
はじめは移民たちの中だけで行われていましたが、独自の文化と融合していく中で以前のような宗教的な意味合いが徐々に薄れ、現在の楽しいイベントとして変化を遂げました。
【日本のハロウィン】
日本のハロウィンといえば仮装をした若者たちであふれる渋谷のスクランブル交差点が思い浮かびます。
日本にハロウィンの文化が定着したのは、キデイランド原宿店が1970年代にハロウィン関連商品の店頭販売を開始し、その後、販売促進の一環として日本初となるハロウィン・パレードを開催したことがきっかけだったようです。 そして、1990年代後半から始まった東京ディズニーランドのイベントを筆頭として認知度がアップし、さらに広く知られるようになりました。
更には、SNS時代へ突入するとコスプレの文化が浸透し、仮装の種類もおばけや魔女からアニメのキャラクターなどと多種多様になり、今ではすっかり10代から20代の若者を中心に人気のイベントとなりました。
しかし一方で、ハロウィン当日の若者の大騒ぎや、ハロウィン翌日の街にあふれるゴミ問題で、ハロウィンに対してネガティブなイメージを持つ人も増えているようです。マナーやルールをしっかり守って節度をもって楽しむことが大切ですね。
〇ハロウィンの文化
ハロウィンと聞いて真っ先に思い浮かぶものは何でしょうか?
かぼちゃやおばけ、魔女、お菓子など、ハロウィンの文化にはモチーフやシンボルがたくさん存在します。
ではそれぞれの意味はご存知でしょうか?ここではハロウィンの文化にまつわる疑問を解決いたします。
【なぜ仮装をするの?】
ハロウィンの起源となったサウィンの時期に、悪霊がこの世にやってきて、生きている人間から魂を奪うとされていたため、人間だと気づかれないようケルトの人々が仲間のふりをして身を隠したのが仮装の始まりです。 また、悪霊を怖がらせて追い払うという魔除けとしての役割も担っていました。
もともとは魔女や幽霊、コウモリなどといった恐ろしい仮装をするのが定番でしたが、最近では娯楽イベントの一つとして映画やアニメ、漫画などのキャラクターをモチーフにする人も増えています。
また、ここ最近では「地味ハロウィン」という言葉があるように、「どこかにいそうな人」や「ありそうなシチュエーション」といったあるあるネタで仮装をする人もいるため、本来の意味は薄れてきているようです。
【「トリック・オア・トリート」ってどんな意味?】
「トリック・オア・トリート!」
ハロウィンの日には子どもたちが魔女やお化けに仮装して、このセリフと共に近所の家を訪れます。 「Trick」は「いたずら・悪ふざけ 」、「Treat」は「おもてなし・ごちそう・待遇する」の意味を 持つので日本語で訳すと、「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!」となります。
このように子どもたちがやってきたら、大人は「ハッピーハロウィン!」と答えてあらかじめ用意しておいたお菓子をあげるのが一般的です。
断ると、玄関先に生卵を投げつけられたり、家の木がトイレットペーパーでぐるぐる巻きにされたりと、 いたずらをされてしまいます。
ただ、おもてなしする家は電気をつけて待ち、そうでない家は電気を消しておくというように、地域によって暗黙のルールがあるようです。
電気がついているのにお菓子をくれない家はいたずらしてもいいよという合図になるようで、お菓子をわざと断っていたずらを楽しみにしたり、反対に子どもたちを驚かせて攻防戦を繰り広げたりというような、コミュニケーションを楽しむ大人もいるようです。 年に一度、地域の大人と子供が交流できる素敵な機会ですね。
【かぼちゃを飾る訳】
カボチャの中身をくり抜いたランタンはハロウィンのシンボルの1つです。
では、なぜかぼちゃを飾るのでしょうか?
それには、悪霊を遠ざける魔除けの役割と、亡くなった家族や友人など大切な人たちの魂が迷わないようにするための「道しるべ」の役割と 2つの理由があるようです。
こちらのかぼちゃは、もともとカブの一種であるルタバガが用いられていました。ケルト族の文化がアメリカへ伝わった後に、手に入りやすく、彫りやすいかぼちゃが使われるようになっていったようです。
そして、「お化けカボチャ」や「カボチャちょうちん」とも呼ばれるこのオレンジのかぼちゃには、 「ジャック・オー・ランタン」という名前があります。
この名前はアイルランドの民話の主人公「ジャック」が由来となっています。
悪事を働いていたジャックは死後、天国にも地獄にも行けず、ランタンを手に今もなお、さまよっているといわれています。 そのランタンをもったジャックの魂がハロウィンの風物詩であるかぼちゃになったのですね。
【アップル・ボビングって知ってる?】
ハロウィンパーティーで行われる余興の1つ「アップル・ホビング」をご存知でしょうか?
水を入れた大きめのたらいにリンゴを浮かべ、手を使わずに口だけで掴み取る、 アメリカではメジャーなゲームです。取れたりんごの数を競ったり、りんごを取るまでのタイムを競ったりといろいろなやり方があるようです。
イングランドで生まれたアップル・ホビングはもともと貴婦人たちの間で行われていた伝統的な 恋占いのゲームでした。それぞれのリンゴに好きな男性の名前をつけ、そのリンゴをくわえて恋の行方を占うものだったそうです。
日本ではあまり馴染みのないゲームですが、余興としても恋占いとしても楽しめるので、ハロウィンイベントの一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
〇ハロウィンをさらに盛り上げる!おすすめギフト
子供たちに配ったり、ホームパーティーを開いたりと、ハロウィンに甘いスイーツは欠かせません。
しかし、お菓子にいたずらをされて被害にあった子供がいたという問題が起こったため、 基本的にはお配りスイーツとして手作りのお菓子を渡すのはタブーとされています。
それではどんなものを用意しておけば良いのでしょうか?
・ハロウィンのお菓子の相場は?
年代や人数によってまちまちですが、人によって値段に差が出ないよう気を配るのがポイントです
訪ねてくる子供たちにあげるお菓子であれば、市販のアソートパックのお菓子(個包装・小分けのもの) から少しずつ配るのが一般的なようです。
子供会などのイベントで渡す場合は、100均などで売っているハロウィン柄の袋を使って詰合せにして配るパターンも多く見られます。
この時期はハロウィンをモチーフにしたデコレーションや、 専用のラッピングが施された期間限定デザインのお菓子なども多く売り出されます。
業務用の詰合せなどに比べると多少値は張る傾向にありますが、お渡しする人数が限られている場合であれば、こうした特別感のあるお菓子は大変喜ばれます。
また、カップルや家族など少人数で過ごす方を中心に、親しい人へのサプライズとしてハロウィンにプレゼントを用意する人も増えているようです。
こうしたハロウィンギフトの相場は1500円〜5000円前後とされています。
お菓子をたくさんの人に渡す際には、クッキーや焼き菓子など、配りやすい小分けのお菓子が重宝されます。いくつかのお菓子を購入して、自分で詰め合わせるのも良いでしょう。
また、自宅用のスイーツやサプライズで大切な人に贈る際には、 ボリュームがあるものを1つ用意するのも良いかもしれません。
それではここからはハロウィンにおすすめのギフトをご紹介いたします。
フォレシピ ちいさな森のドーナツ8個
六本木アマンド ROPPONGI CAKE BATON<六本木ケイクバトン>
銀座千疋屋 銀座フルーツクッキー詰合せ
merry nico 果実のマカロン
ホシフルーツ フレンチカップケーキ 9個
ホシフルーツ 星のエンジェル
丸福珈琲店 アイスコーヒーセット 3本
ウェッジウッド ワイルドストロベリーティーバッグセット24袋
カタログギフト すいーともぐもぐ チャイ
オクル・オ・クールおすすめオリジナルサービス
オクル・オ・クールでは、ハロウィンのプレゼントをさらに特別なものにする、 オリジナルメッセージカードを無料でご用意しております。
こちらのハロウィンデザインのカードも作成サイトから作成可能ですので、 ハロウィンならではの遊び心あるメッセージを添えてみてはいかがでしょうか。